USB-シリアル変換IC CH9329でキーボードシミュレーション

CH9329

最近、シリアル‐USB変換ICのCH9329というICが出てて、シリアルからキーボード入力ができるようなのでちょっと試してみました。
回路は、データシートそのままで、他のサイトにもたくさん出てるのと同じものです。

CH9329_Sch

とりあえず、これにM5 ATOM Lite からシリアルで”Hello World” と、送ってみた。


ちなみに、このときうっかりCH9329から出てる3.3VにATOM Liteをつないでしまったけど、たぶんそんなに電流流せないと思うので、皆さんは、そんな無謀なことはやらないようにご注意を!!
ATOM Liteの19番ピンとCH9329のRx、22ピンとTxを接続します。
メッセージを送るだけなので、22ピンはつながなくても良いかも…。
ATOM Liteのスケッチは、以下のようなもの、いたってシンプルです。

#define TXPIN  (19)
#define RXPIN  (22)

void setup() {
  Serial2.begin(9600, SERIAL_8N1, RXPIN, TXPIN);
}

void loop() {
  M5.update();
  if (M5.Btn.wasPressed()) {
  Serial2.println("Hello World!");  
  }
  delay(200);
}

PC側のプログラムを作らなくても簡単にエクセルとかにデータを放り込めるので、温度とかをロギングしてエクセルのセルに入力して、キーボードマクロみたいにグラフまで自動でできちゃいそうですね。